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乳がんになりやすい人とは?早期発見で9割が完治!

TFS向上推進

2022.09.01

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乳がんとは、乳腺組織にできるがんです。女性がかかるがんのなかで最も多く、患者数は年々増加しています。ただ、一方で、近年は乳がんの手術が進歩し、タイプ分けがされ、タイプごとに効果的な薬を使えるようになってきました。そのため、早期の段階で適切な治療をすれば約9割が治る病気です。

乳がんになりやすい人とは?
乳がんになりやすい年齢は、30代後半以降と考えられています。乳がんの7〜8割が女性ホルモンのエストロゲンが関係しているため、エストロゲンの分泌が高くなる月経の回数が多い人ほど、乳がんになりやすいといえます。また、飲酒や喫煙、肥満なども乳がんを発症する要因なので、注意が必要です。

現在、乳がんの検診は40歳以上の人であれば2年に一度、自治体で受けることができます。この検診ではマンモグラフィーが使用されますが、自治体によって超音波検査(エコー)も併せて受けることができます。

●マンモグラフィーによる検診
マンモグラフィーは、乳房のしこりのほか、カルシウムの沈着による石灰化がないかどうかを確認します。石灰化の多くは良性ですが、大きさが不ぞろいだったり、棒状の細長い形をしていたり、1か所にたくさんの石灰化が集まっている場合は、がんが疑われます。石灰化は触診でしこりが分からないことが多いので、マンモグラフィーでしか見つけることはできません。乳がんを発症する確率の低い35歳以下の若い女性の場合、マンモグラフィー検査による早期発見のメリットよりも、被ばくのデメリットのほうが大きくなるため、マンモグラフィー検査はお勧めしません。

●超音波検査(エコー)
乳房に超音波をあてて画像を調べるのがエコーです。マンモグラフィーとエコーを併せて行えば、乳がんの早期発見率は約1.5倍になるということが明らかになりました。じつは、マンモグラフィーではがんが見つけにくいケースもあるのです。50歳未満の人や授乳経験のない人などは、マンモグラフィーだけでなくエコーも受けたほうがよいでしょう。

自分の乳房の状態を知ることが大事!
月に1回は、自分の乳房にしこりや変形がないかどうかをチェックします。乳がんのしこりは、触れると硬くゴツゴツした感触です。一方、良性のしこりはグミのように軟らかく、動くような感じがします。また、乳頭から分泌液が出ていないかどうかをチェックします。乳頭や乳輪の皮膚のただれ、へこみ、くぼみ、ひきつれなどがないかどうかも定期的にチェックします。
乳房の変化がすべて乳がんの症状というわけではありませんが、乳がんの早期の症状の可能性もあります。ささいなことでも変化に気づいたら医師に相談しましょう。早期に適切な治療を受けられることにつながります。

40歳になったら2年に1回乳がん検診を必ず受けましょう!

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